結婚式を挙げないのは親不孝?理由や後悔するポイントまとめ
親不孝って本当?結婚式をしないことによる後悔ポイントまとめ
結婚式をしないのは親不孝である、逆に結婚式を挙げるのは親孝行?結婚式については新郎新婦2人だけでする・しないの決定ができないこともあります。
では、結婚式をしないことは本当に親不孝なのでしょうか?結婚式を挙げなければ後悔するポイントについて調査しました。
こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
結婚総合意識調査2019(リクルートブライダル総研調べ)
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
2019年9月に結婚。2017年からウェディング事業のスタートアップ企業をお手伝いし、ウェディングプランナーの仕事も兼ねる。正しい結婚式の情報をお届け。
結婚式をしないと親不孝?ナシ婚割合
2~3年前までは挙式をしない新郎新婦は30%程度で、披露宴をしない新郎新婦は50%程度だと言われており、実際にその通りでした。
画像引用:結婚総合意識調査2016(リクルートブライダル総研調べ)
しかし現在では、結婚式に対する意識が変ってきており、結婚を機に結婚式やフォトウェディングをしたという割合は80.7%で、結婚披露宴のようなウェディングパーティをしたという割合は72.9%となっています。
画像引用:結婚総合意識調査2016(リクルートブライダル総研調べ)
つまり結婚をしてからまったく何もしなかったという新郎新婦は19.3%となっており、ナシ婚の割合は年々減少してきていることがわかります。
結婚式をせず後悔している割合
さらに、挙式や披露宴を行わず、つまり結婚式せずに後悔している夫婦も30%程度だと言われています。
5組に1組が結婚に関するイベントを何も行っておらず、3組に1組が後悔しているということなので、8組に1組が結婚式をせずに後悔しているということになります。
特に友人の結婚式に参加して後悔してしまうというケースが多いようです。結婚をして、後々になってから結婚式を挙げたいと思っても今更感があります。そのうちに子供ができてとなるとさらに結婚式から遠ざかってしまうため、結婚式をするのであれば結婚してから3年以内のタイミングがベストでしょう。
結婚式は親のためにする?
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、結婚式を挙げた理由の1位が「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」が1位で75.3%、「親・親族に喜んでもらうため」が2位で64.6%となっています。親・親族に感謝の気持ちを伝えるため | 75.3% |
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親・親族に喜んでもらうため | 64.6% |
友人や同僚などに感謝の気持ちを伝えるため | 61.4% |
友人や同僚などに喜んでもらうため | 47.6% |
以前から憧れていたため | 44.9% |
自分たちが楽しむため | 33.6% |
結婚式は自分たちのためはもちろんのこと、第一に親のためを思って挙げている人が多いようです。また、友人に感謝の気持ちを伝えたかったり喜んでもらいたいという新郎新婦も多い結果となっています。
結婚式は準備に手間がかかりお金もかかりますが、いざ挙げるとゲストも喜んでくれます。挙げて後悔することはないですし、親も確実に喜んでもらえるのが結婚式だと言えるでしょう。
結婚式を挙げることが必要か不要かについては、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
結婚式は親孝行のためにするという新郎新婦が多いことが分かります。また、最近は結婚式スタイルに様々な形があり、ナシ婚にする新郎新婦も減少傾向にあります。
子供に結婚式をしてほしい親の割合!
仮に結婚式を挙げたくないと感じていても、親への感謝を伝えるために結婚式を挙げたという夫婦や、親孝行のために結婚式を挙げたという夫婦は多いです。
では、本当に結婚式を挙げないと親不孝になるのでしょうか?アンケートの結果、結婚式を挙げてほしいという親の割合が69%という結果になりました。
結婚式を挙げてほしい親の割合 | 69% |
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どちらでも良いという親の割合 | 31% |
結婚式は挙げないでほしい親の割合 | 0% |
逆に結婚式を挙げてほしくないと考えている親は0%となっており、結婚式は挙げてほしいと考える親が多いことがわかります。
結婚式は挙げなくても良いと口では言われても、親の真理はわからないものがあるので親孝行をしたいという気持ちが少しでもあるのであれば結婚式は挙げた方が良いと言えます。
ただ、結婚式をしなくても親不孝ということではありません。自分たちが後悔しない選択をしましょう。
結婚式をした方が親不孝になることも?
結婚式は挙げてほしいというのが親の本音だということはわかりますが、家族事情はそれぞれ違います。結婚式は少なからずお金もかかることなので、自分たちでお金を用意できない場合はどうしても親を頼ることになります。
そうなると無理をしてでもお金を工面してあげたいというのが親というもの。結果的にお金の面で親を追い込んでしまうとかえって親不孝になってしまう可能性もあります。
どうしてもお金が厳しいという場合は、お金があまりかからないように結婚式をすることも可能です。大切なことは、どんな形であれ自分たちの結婚式を創りあげるという気持ちだということを覚えておきましょう。
結婚式についての親からのお金の援助については、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
結婚式をしないことが親不孝というよりも、することで親孝行ができるという考え方が正しいです。子供の晴れ姿を見たくないという親はほとんどいないでしょう。
結婚式をしなければ離婚率が上がってしまう?
結婚式を挙げなければ離婚率は上がってしまいます。結婚情報サイトのゼクシィによると、結婚式をしなかった3組に1組は離婚しているようです。
それに対して、結婚式をしていても離婚する夫婦は5組に1組だと言われています。
結婚式を挙げなければ離婚率が上がる理由
ではなぜ結婚式を挙げなけれな離婚率が上がってしまうのでしょうか?これは結婚式が大変な共同作業だから、と言われています。
結婚式を挙げることは、実は結構大変です。結婚式の半年ほど前から準備に追われ、新郎新婦2人は忙しい日々を過ごします。プライベートはほとんど結婚式のために使うため、お互いにストレスを抱えてしまいます。
お互いにストレスを抱えると、ケンカが増えます。このことを一般的にマリッジブルーと呼びますが、このマリッジブルーを経験しなければ離婚率は上がってしまうと言われています。
マリッジブルーを乗り越えて強くなる
結婚式を挙げるほとんどの夫婦がこのマリッジブルーを乗り越えます。マリッジブルーを乗り越えた時に、「結婚式を乗り越えたから何でも乗り越えられそうな気がする」という気持ちが芽生えます。実際に結婚式を挙げた夫婦にお話を聞くと「結婚式の時のマリッジブルーに比べたら乗り越えられることが多い」と言います。
結婚式を乗り越えたからこそ、乗り越えられる壁も高くなるということです。そのため、結婚式を挙げなかった夫婦よりも結婚式を挙げた夫婦の方が離婚率が低くなる、という構図ができあがっています。
たとえ結婚式を挙げなかったとしても、1.5次会やお披露目パーティーなどのけじめをつけるものはやっておいた方が良いと言えるでしょう。
結婚式に関する離婚率については、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
準備が大変な結婚式を乗り越えたからこそ、その後に高い壁立ちはだかっても大したことはないと考えられるようになる
結婚式をしないその他2つのデメリット
結婚式をしなかった場合、親不孝になるかもしれないことやけじめがつきにくいこと以外にも以下の2つのデメリットがあります。
結婚式を挙げなければ、結婚報告を身近な人にしなければいけなくなります。それに加え、両家両親の親戚付き合いが多ければ親戚への挨拶回りも求められます。
そして親戚が多ければ多いほど、この挨拶回りは大変になります。お互いの地元が遠方だと、挨拶に中々出向けないためさらに大変な思いをします。
しかし結婚式を挙げるとなれば、結婚報告も親戚への挨拶も結婚式の中ですべて終わらせることができます。これは結婚式を挙げる上で大きなメリットとなります。親戚付き合いが面倒だと思う人ほど、結婚式は挙げておいた方が受けられる恩恵は大きいでしょう。
もし子供が生まれて、子供が結婚式を挙げるかどうかのタイミングになったときに、結婚式をしていなければ結婚式の良さを語り継ぐことはできません。
また、自分たちが結婚式をしていないとなれば、結婚式についてのアドバイスを求められてもしてあげることはできないでしょう。
このように結婚式をしないことは、親孝行にもなりにくい上に子供に対してもマイナスになってしまう可能性もあります。
特に挨拶回りが必要なくなるというのは、結婚式を挙げる上で大きなメリットで、その後の親戚付き合いが格段に楽になると言えるでしょう。
結婚式を挙げなくても後悔しない3つの方法
さて、ここまで結婚式を挙げずに後悔するポイントを3つ紹介しました。しかし結婚式を挙げるまで至らなくても、後悔しないために行っておいた方が良いことが3つあります。
思い出に残すことができるフォトウェディング
結婚式を挙げなくても写真だけは残しておきたい、と考える新郎新婦は一定数います。新郎新婦のうち、10%近くがこのフォトウェディングを選択しています。
何でも良いから何かを思い出として残したい、と考えたときにフォトウェディングは写真という形に残せるのでおすすめです。
フォトウェディングのロケーションに関しても沖縄などのリゾート地を選ぶことが可能なため、旅行を兼ねて思い出に残すことができるでしょう。
もしフォトウェディングを依頼するのであれば、追加料金がほぼ発生しない明朗会計のハナユメフォトがおすすめです。ハナユメフォトについては、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
挨拶の手間をなくしたいならお披露目パーティー
フォトウェディングは新郎新婦2人で行うもののため、結婚報告や親戚への挨拶回りはできません。もし結婚報告や親戚への挨拶回りが面倒だと考えた時に、結婚式まではいかずともゲストが会費制のお披露目パーティーを開いておけばその後の面倒さがなくなります。
最近ではこのお披露目パーティーを1.5次会という呼び方をしています。今は自分の親世代とは違い、結婚式スタイルも多様化していて自由です。
親としてはお披露目パーティーをしてくれただけでもありがたいという気持ちが強く、1.5次会のようなパーティー形式でも喜ぶ親が多いです。1.5次会については、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
1.5次会はプログラムもある程度自分で決めることができ、挨拶なども形式ばっておらず恥ずかしいということもないため人気の形になっています。また、ほとんどが会費制となっており、結婚式費用も披露宴に比べて安く済むというのも魅力の1つです。
もし1.5次会のようなお披露目パーティーをしたいという場合は、ブライダルフェアのキャンペーン特典が大きいマイナビウエディング経由で結婚式場を探すのがお得です。
家族や親族だけの少人数の結婚式
家族や親族だけの結婚式にすれば、形式ばったものにする必要がなく結婚式費用も少なくて済むため気軽です。人前に出たり挨拶をするというのが好きではないという人は、家族や親族のみの結婚式にする新郎新婦が多いです。
親が見たいのはあくまで新郎新婦の晴れ姿であり、大人数の結婚式ではありません。規模が小さかろうと、結婚式をしてくれるだけで親としてはありがたいものだということを認識しておきましょう。
さらに、最近は新型コロナウイルスの影響もあり家族や親族のみで結婚式を挙げる新郎新婦が増加傾向にあります。家族や親族のみの結婚式で安く済ませたいのであれば、小さな結婚式がおすすめです。
今は新郎新婦によって結婚式スタイルが様々で、自分たちに合う結婚式スタイルを見つけることができます。理由はどうあれ結婚式をしない選択をするよりも、できる結婚式を探すことが大切です。
結婚式は、新郎新婦や家族それぞれの選択で挙げるものなので結婚式をしなくても親不孝ということではありません。ただし、結婚式を挙げてほしいと思っている親の方が圧倒的に多いということは事実です。また、結婚式は新郎新婦2人にとっても良い経験になります。
する後悔よりもしない後悔と言いますが、結婚式はまさにその通りです。自分たちのために人が集まってくれる、自分たちが主役になれるのは生きているうちで記憶に残るものは結婚式だけ。
結婚式をしないのは親不孝だからというのではなく、人生の1ページの良い経験として、結婚式を挙げてみてはいかがでしょうか。