結婚式費用にかかるすべて!値切れる?節約方法は?親の援助は?

2023年2月28日

結婚式費用にかかるすべて!値切れる?節約方法は?親の援助は?

結婚式費用は一体どれくらいかかるのでしょうか?節約方法や値切る方法など、結婚式費用に関するすべてを解説します。

この記事の目次

こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ


この記事を書いた人
杉崎真

2019年9月に結婚。2017年からウェディング事業のスタートアップ企業をお手伝いし、ウェディングプランナーの仕事も兼ねる。正しい結婚式の情報をお届け。

結婚式費用以外に結婚にかかるお金はいくら?

結婚式費用以外で結婚にかかるお金は、250万円程度となっています。その内訳としては以下のとおりです。

婚約指輪 35.7万円
結婚指輪 25.1万円
両家顔合わせ 6.5万円
新婚旅行 65.1万円
引越し費用 38.1万円
家具・家電 77.4万円

しかし現実的に考えて、250万円を出費するのは考えにくいと言えます。例えば既に一緒に住んでいる人については引越し費用もかかりませんし、家具・家電を購入する必要もありません。

新婚旅行に関しても、海外に行かなければ65万円もかかるということはないと言えるでしょう。貯金額が少なくても、切り詰めることで結婚はできると言えるでしょう。

結婚にかかるお金に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

婚約指輪は必要?

婚約指輪を用意したという人は70%以上いて、3人に2人以上は婚約指輪を購入していることがわかっています。

しかし金銭的な理由などから購入を諦める人も多いので、自分の財布と相談しながら決めましょう。婚約指輪の平均購入額は35.7万円となっていますが、10万円台のものも実はたくさんあります。

婚約指輪に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

杉崎真

贅沢をしなければお金をかけなくても結婚はできますし、実際に結婚にお金をかけていないカップルもたくさんいます。婚約指輪や結婚指輪に関しては、お金よりも気持ちの方が大切です。


結婚式費用は?ご祝儀で自己負担額は下がる!

ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、結婚式費用の平均額は362.3万円となっています。

そのうちご祝儀の総額平均が227.8万円となっているので、自己負担額は150万円程度になっている新郎新婦が多いです。

高額に感じますが、結婚式費用を250~300万円程度に抑えて自己負担額を50~100万円程度にしている人もいます。

今は様々な結婚式スタイルがあるため、予算に合わせた結婚式を挙げることが可能だと言えるでしょう。

結婚式の自己負担額に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

少人数だとその分費用もご祝儀も少額

現在は新型コロナウイルスの影響もあり、ゲストの招待人数を20~30名程度でに抑えた少人数の結婚式が人気になっています。

少人数だとソーシャルディスタンスを取れるという結婚式場も多いことや、緊張しにくいアットホームな雰囲気を作ることができるのがメリットです。

少人数の分用意するものが少なくて結婚式費用も少なくなりますが、ご祝儀額も少なくなるため場合によっては普通の結婚式よりも自己負担額が高くなる恐れもあります。

少人数の結婚式に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

杉崎真

コロナの影響で普通の結婚式を挙げられるまで待つ人、親族のみの少人数でも挙げてしまう人など決断は様々です。早く普通の結婚式を気兼ねなく挙げられるようになると良いですね。


ご祝儀制をやめて会費制にしたい!メリットは?

結婚式でゲストからお金を徴収する方法には、ご祝儀制と会費制があります。

ご祝儀制

ご祝儀制は友人でも平均して3万円包んでくれるため、会費制にするよりもお金が集まりやすいということがメリットです。

しかし結婚式当日までは誰がいくら包んでくれるかがわからないため、自己負担額がいくらになるのか最後まで読めないというデメリットもあります。

ご祝儀制では料理や引き出物のランクを高くしてゲストに還元しなければ、満足度が下がってしまうことも頭に入れておかなければなりません。

会費制

会費制は新郎新婦が金額を設定し、設定した分のお金をゲストに払ってもらいます。会費相場は2万円以下が一般的となっており、ゲストとしてはご祝儀に比べて1万円以上払う額が少なくなる分気軽です。

また、集まるお金が計算しやすいため、自己負担額がいくらになるのかがわかりやすいと言えるでしょう。

会費の設定額によっては引き出物をなしにすることもできますし、料理の形式をビュッフェにすることもできます。会費制にすることで結婚式スタイルの幅を広げられると言えるでしょう。

ご祝儀制と会費制の違いに関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

会費制はほとんどがレストラン

会費制の結婚式を行う場所として人気なのがレストランです。理由はホテルやゲストハウスに比べて結婚式費用が安く済む傾向にあるからです。

料理についてもリクエストが利くところが多く、予算を調整しやすいというのもポイント1つです。

また、レストランは食を専門に扱っているということもあり、安くても質の良い料理を提供してくれるというのも会費制に合っていると言えるでしょう。

レストランウェディングに関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

杉崎真

最近は北海道や青森以外でも会費制の結婚式が増えました。普通の結婚式よりもカジュアルにすることで、ゲストの負担も新郎新婦の負担も減らすことができます。


結婚式をDIYで節約!でも持ち込み料がかかる?

結婚式のアイテムとして人気のあるウェルカムボードやリングピロー、演出として人気のあるプロフィールムービーなどをDIYして持ち込もうと考えている人も多いでしょう。

結婚式で使うアイテムは、結婚式場に依頼すると高額なため、自分で作ったり手配したりすることによって節約にもなります。

しかしアイテムを持ち込む場合、そのほとんどが持ち込み料がかかるということを覚えておきましょう。持ち込み料がかかるアイテムは主に以下のものが挙げられます。

  • ペーパーアイテム
  • ムービー
  • 引き出物・引菓子
  • 衣裳
  • ヘアメイク
  • カメラマン
  • 司会者
  • 装花
  • もちろん結婚式場によってはすべてのアイテムを持ち込み無料にしているところもあれば、一部にだけ持ち込み料をかけているところもあります。

    持ち込み料は結婚式場によって対応が様々なので、事前に必ず確認するようにしておきましょう。

    持ち込み料に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    節約しすぎると後悔する

    結婚式費用を節約したいと考えるのは当然の思考ですが、節約しすぎるとゲストの満足度が下がってしまう恐れがあります。

    例えば料理のランクを下げてしまったり、引き出物を安いカタログギフトだけにしてしまうなどの行為は、確実にゲストの満足度が下がります。

    また、節約のためにしたかったお色直しをなしにしたりすると、他の結婚式に参列した時などに後悔してしまう恐れがあります。結婚式は、節約のポイントを間違わないことも大切です。

    結婚式の節約ポイントに関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    杉崎真

    持ち込み料は交渉すれば無料にしてくれる結婚式場もあるので、必ず契約前に確認を取っておくことをおすすめします。


    結婚式の見積り金額を値切る方法を徹底解説

    結婚式は300万円以上かかることが多いため、数十万円の割引きあれば割と簡単に受けることができます。

    見積り金額を値切る上で大切なポイントは、予算に収まらないと伝えることと、他の結婚式場の見積りを見せることの2点です。

    予算に収まらないと伝える

    見積り金額が予算に収まらないということを伝えるだけで、相応の割引を期待できます。

    結婚式場としてはある程度の割引をしても契約してほしいと考えているため、数十万円の割引は覚悟しています。

    ただ、割引を大きく見せていても契約後に金額アップしていく仕組みになっている結婚式場も多いので注意してください。

    他の結婚式場の見積りを見せる

    他の結婚式場の見積りを見せて、これくらいの予算なら挙げられるということを伝えるのは最も効果的です。

    他の結婚式場に取られてしまうくらいなら同程度に安くしようというのが結婚式場の本音です。

    しかしそもそも価格帯が全然違う見積りを持って行っても効果がないので、価格帯が似ている結婚式場の見積りを持って行きましょう。

    結婚式の見積り金額を値切るポイントに関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    見積りは最初から現実的なものを

    見積りに関しては、最初からある程度現実的なものをだしてもらわなければ契約後に金額が跳ね上がるという事態が起きます。

    ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、契約前と契約後でアップした見積額平均は102.7万円となっています。

    せっかく割引をしてもらえても、その分金額が上がってしまっては意味がありません。細かいアイテムは含まれているか、ランクアップはしなくて済むのかなど、最初から現実的な見積りを出してもらうことを心がけましょう。

    結婚式の見積りの注意点に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    杉崎真

    最初からある程度現実的な見積りを出してもらえれば契約後も安心です。ただしどれだけ準備をしていっても、ほぼ必ずどこかに漏れがあって契約後に見積額は上がるものだという認識を持っておきましょう。


    結婚式は親の援助を期待できるって本当?いくら?

    ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、結婚式費用に関して親の援助があったと答えた人の割合は71.3%となっています。

    また、援助の平均額は172.1万円となっており、援助額で結婚式費用の自己負担分が賄えるということがわかります。

    もちろん援助はなしという親もいますが、子供が結婚するときのために貯金している親も多いので、もらえるのであればありがたく受け取っておきましょう。

    結婚式費用の親の援助に関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    結婚式を挙げないのは親不孝?

    結婚式費用を援助するということは、親としてはどんな形であれ結婚式を挙げてほしいということでしょう。

    結婚式を挙げないと親不孝ということではありませんが、挙げることで親孝行になるということは確実です。どんな親であれ、子供の晴れ姿は見たいものです。

    今は結婚式スタイルに縛りがないため、新郎新婦それぞれのコンセプトに合った結婚式を挙げることも可能です。人生で一度しか経験できないもので、タイミングを逃すと挙げるチャンスもなくなってしまいます。

    結婚式を挙げないことが親不孝なのかどうかに関してさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

    杉崎真

    結婚式は自分たちのために人が集まってくれるまたとないい機会です。良い人生経験にもなりますし、挙げて後悔するものではないため、どんな結婚式スタイルでも良いので挙げることをおすすめします。


    結婚式費用は高額だけど何とかなる!

    結婚式費用は平均で362.3万円と高額です。しかし今は様々な結婚式スタイルがあり、結婚式費用を安くして自己負担額を0円に近くすることも可能な時代です。

    思いがけない親の援助もあったりするため、結婚式は意外と何とか挙げられたという新郎新婦も多いです。

    結婚式でお金の面が気になるという人は、節約方法や見積りの注意点などをよく確認しておきましょう。結婚式は勉強しておくことで納得のいく形になる確率が高くなります。