ブライダルフェアに試食目当てで行くとバレる?
ブライダルフェアに試食目当てで行くのはあり?
ブライダルフェアで1番の人気を誇るのが試食です。結婚式場の料理はゲストも期待していて手は抜けませんよね。
では、ブライダルフェアは試食目当てで行けるのでしょうか?流れやチェックポイントなど、試食付きのブライダルフェアの詳細を解説します。
ブライダルフェアの試食は無料?有料?
試食目当てのブライダルフェアはOK?
ブライダルフェアの試食で出る料理
ブライダルフェア試食会当日の流れ
試食付きブライダルフェアの注意点
ブライダルフェアは結婚式サイトを使おう
こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
2020年3月に結婚した卒花嫁。2016年から3年間のウェディングプランナー経験があり、結婚式も経験しているためウェディング事情に詳しい。
ブライダルフェアは試食付きが良い?
ブライダルフェアには試食できるものがあるのはもちろん、ドレスの試着や演出体験ができるものまで様々な種類があります。
中でも試食できるブライダルフェアは1番人気で、ブライダルフェアに行った92.9%の新郎新婦が試食付きのものを選択しています。
おいしい料理を無料で味わえる結婚式場が多いので、式場見学のついでに試食をする人が多いことがわかります。
料理は結婚式場の決め手になる
試食付きのブライダルフェアがなぜ人気なのかというと、料理のおいしさは結婚式場を決める上で大切なポイントになるからです。
結婚式に来るゲストは、新郎新婦の晴れ姿はもちろんですが料理も楽しみにしています。高額なご祝儀や会費を払って結婚式に参加するので、料理はおいしくなければゲストの満足度が下がってしまいます。
そのためブライダルフェアで試食をして、少なくとも新郎新婦が満足できる料理を提供する結婚式場を選ぶことが大切だと言えます。
試食をすると契約しなければならないか不安に感じる人もいますが、そんなことは一切ありません。仮に料理が気に入ったとしても、別の理由でその結婚式場を選ばない人もたくさんいます。
ブライダルフェアの試食は無料?有料?
ブライダルフェアの試食は、99%以上が無料で提供されています。なぜかというと、結婚式場も料理が大切だということをわかっているからです。
コース内容がどのようなものか、味はおいしいのかが把握できないと結婚式場を決められないとわかっているので自信のある料理を無料で提供して、自分たちの結婚式場を選んでほしいのです。
また、フルコースの試食を提供したとしてもそのうちの数%が成約してくれれば結婚式場としては全然儲かるので、結婚式場としては成約につなげる先行投資として無料で料理を提供しています。
有料の場合でも料金は安い
中にはごく少数ですが有料の場合もあるので、事前にWEB上で確認しておきましょう。
ブライダルフェアの試食で有料なのはフルコースの場合が多いです。フルコースは通常10,000円以上しますが、ブライダルフェアの場合は3,000円程度で試食できる結婚式場が多いです。
3,000円程度で高級レストラン並のフルコースを堪能できるのであれば安いと言えるでしょう。
例えフルコースだったとしても原価は3,000円程度です。成約につながるのなら、結婚式場としては全く痛くはありません。
試食目当てのブライダルフェアはOK?
ブライダルフェアに試食目当てで行くのは、結論OKです。ただし、今後結婚式を挙げる可能性が1%でもあるという人が条件です。
先行投資が目的であるブライダルフェアは、料理を気に入ってくれた上で結婚式場を気に入ってくれれば、将来は結婚式を挙げてくれる可能性を高めることができます。
逆に結婚式を挙げる可能性がまったくないという人は、単なる冷やかしや荒らしになってしまいます。
たまに同業者が視察のためにブライダルフェアに行くこともありますが、試食のフェアは選ばないというのが礼儀となっています。
試食目当てはバレる?
仮に試食目当てでブライダルフェアに行ったとして、バレる確率は半々くらいだと言えます。結婚式を挙げる予定がない人にとって、結婚式の話を2時間もされるのは苦痛です。
その苦痛さが態度に出てしまい、結婚式を挙げる気がないとバレる人もいます。未婚や既婚問わず、結婚式を挙げる予定がない上でブライダルフェアに行くのは良心の問題だと言えるでしょう。
それを押してでも絶対にバレない自身があって試食のためだけに行くというのなら、止めることは誰にもできません。
確かに試食付きのブライダルフェアではタダ飯を食べることはできますが、それだけのために行くことは他の新郎新婦の迷惑になるということも忘れずに。
ブライダルフェアの試食で出る料理
試食付きのブライダルフェアで提供してくれる料理はフルコース・ハーフコースがほとんどですが、中にはワンプレートでの提供やデザートのみの提供の場合もあります。
ブライダルフェアの試食でフルコースを無料で提供している結婚式場はあまり多くはありません。
フルコースだと魚料理も肉料理もご飯もデザートもすべて出てくることになるので、満腹にもなりますしゲストが食べる料理をすべて味わうことができます。
フルコースの半分、例えば8品であれば4~6品出してくれるのがハーフコースです。そして多くのブライダルフェアの試食はハーフコースで設定されています。
ハーフコースの場合でも肉料理と魚料理を提供してくれる結婚式場が多くお腹もいっぱいになるので、試食を狙うのであればハーフコースかフルコースを出してくれるブライダルフェアが良いでしょう。
その他にもデザートを出してくれたり、コース料理をちょっとずつワンプレートに乗せて出してくれる結婚式場もあります。
しかしせっかくのブライダルフェアなので、試食はハーフコース以上を提供してくれる結婚式場がおすすめです。
お酒やジュースなどの飲物も無料で提供してくれる結婚式場も多いので、車では行かないことをおすすめします。
ブライダルフェア試食会当日の流れ
試食付きブライダルフェア当日の流れはどうなっているのでしょうか?基本的には以下の4ステップとなっており、所要時間は大体3時間程度が目安となっています。
まずは結婚式場が用意したアンケートを記入します。おおよそのゲスト人数、予算、希望の日取などを書いて提出する形になります。
そしてそのアンケートに記入した内容を元に、10分程度打合せがあります。この時はプランナーからの質問に答えていく形になるので、素直に答えていきましょう。
もし何も決まっていない場合でも、何も決まっていないと素直に答えることが大切です。
アンケート記入と打合せが終わると、次は結婚式場を案内してくれます。運が良ければ実際の結婚式が行われる前の会場には入れて装飾を参考にできる場合があります。
また、ブライダルフェア用の装飾をしている結婚式場もあるので、写真を撮って参考にすると良いです。結婚式場の装飾は自分たちで装飾物を持ち込めることも多いので、DIYが好きな人は参考にして自分で作ることもおすすめです。
式場見学は結婚式場の決め手を探す重要なポイントなので、広さはもちろん控え室の充実度なども見ておくことが重要です。
式場見学が終わると、次はいよいよ試食会に案内されます。プランナーは席を外すので、パートナーと参加する場合は本当にデート感覚で食事を楽しむことができます。
試食の際にその結婚式場についての感想を言い合ったり、質問したいことをまとめておくのもありです。
ここでも料理のアンケートをお願いされる場合があるので、素直に記入して提出しましょう。
試食会終了後は再度プランナーと打合せすることになります。ここでは見積もりなども出されて結婚式の具体的な話に進んでいきます。
もし他にも結婚式場を回る旨を伝えておけば、その場で契約についてはあまり押しの強い営業はされません。本当にその結婚式場が気に入ったとしても、その場で契約することは間違ってもしないでください。
仮に断りにくかったとしても結婚式場は1つしか選ぶことができません。予算が合わなかったり他の結婚式場の方が良いという場合は、遠慮なく断りましょう。
その結婚式場と契約する気がなかったとしても、よほど強い営業をされたなどの理由がない限りは途中で帰るのはNGです。
試食付きブライダルフェアの注意点
実際に結婚式を挙げようとしている新郎新婦は、その結婚式場を見定めなければなりません。ブライダルフェアを試食するときに注意しておいた方が良いポイントは以下の5つです。
コース料理内容や味
試食なので、味のチェックはもちろんしておいてください。それ以上に重要なのが試食に出されている料理はどのランクのコース料理なのかを把握することです。
結婚式場のコース料理はいくつかに分けられており、1番安いコースだとメインが豚肉だったり鴨肉だったりします。さすがにメインは牛肉でなければゲストに失礼なので、試食した料理を見積もりにも反映してもらうようにしましょう。
料理のリクエストは可能か
料理にこだわっている結婚式場であれば、地元の食材が持ち込み可能という場合も多いです。地元の名産品が料理のコースに加わっていれば、地元から来るゲストも喜ぶことは間違いないでしょう。
また、食材を持ち込める結婚式場は割とありますが、調理後のものを持ち込むことは衛生上NGの結婚式場がほとんどです。
子供はコース料理か
子供からはご祝儀や会費は徴収せず、料理の料金は新郎新婦の自己負担となります。子供へ提供する料理は結婚式場によって違うので、確認しておきましょう。
ちなみに筆者が結婚式を挙げたところは小学生未満のお子様ランチが3,000円で中学生未満のお子様コース料理が5,000円でした。
新郎新婦は控え室で食べられるか
結婚式費用には、新郎新婦分のコース料理代金も含まれています。せっかく高額な料理が提供されるのですから、新郎新婦もおいしい料理を食べたいところです。
大体の結婚式場は中座している時の控え室に料理を運んで食べることができます。しかし控え室で食べられない結婚式場もあるので、確認しておいた方が無難です。
その他
その他ドリンクメニューやウエディングケーキなどに関しては、見積書を参考にしましょう。フリードリンクにもランクがあり、カクテルが入っていない場合も多いです。
ウエディングケーキは高さのあるものだと高額ですし、デザインにこだわると高額なものになります。金額の部分は、プランナーさんと良くする合わせを行ってから契約に進んでください。
せっかく試食をしても、見積もりのコース料理の内容が異なっていたら意味がないです。試食はランクの高い料理を出す結婚式場がほとんどなので、しっかりそれを見積もりにも反映するように要望しましょう。
ブライダルフェアは結婚式サイトを使おう
ブライダルフェアは直接結婚式場に申し込むのではなく、結婚式サイトを経由して申し込んだ方がお得です。
理由は結婚式場は来館特典を用意しており、結婚式サイトはキャンペーンを実施していてギフト券や電子マネーをもらうことができるからです。
中でもおすすめな結婚式サイトはハナユメ・ゼクシィ・マイナビウエディングの3つです。
ハナユメとゼクシィは件数に応じて
ハナユメとゼクシィは、ブライダルフェアに行った件数に応じて(3件まで)特典額がアップしていくキャンペーンを実施しています。
結婚式場と成約をしなくても、ブライダルフェアに行くだけで特典をもらうことができるのがメリットです。ハナユメとゼクシィのキャンペーンについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
マイナビウエディングは成約で
一方でマイナビウエディングは、結婚式場と成約することで特典をもらうことができるキャンペーンを実施しています。
成約が条件になっている分、もらえる特典額もハナユメやゼクシィよりも大きいです。もし結婚式をすることが決まっているのなら、マイナビウエディングを利用した方がお得です。
マイナビウエディングのキャンペーンについては、以下の記事に詳細をまとめてあります。
結婚式サイトはハナユメ・ゼクシィ・マイナビウエディングの3つが王道です。経由してキャンペーンを利用しても、結婚式費用が高額になることはありません。
ブライダルフェアの試食会は、ほとんどの場合無料でコース料理を楽しむことができるので行って損はないものだと言えます。
結婚式場の料理はゲストの満足度を高めるためにも重要なポイントです。試食だけを目当てに行くのは自分の良心次第ですが、今後結婚式を挙げる予定が少しでもある人は行くべきです。