プロポーズに婚約指輪ではなく指輪以外の贈り物はあり!?

2023年3月8日

プロポーズの時に婚約指輪以外の贈り物をしても良い?

プロポーズといえば婚約指輪のイメージを持つ人も多いと思います。しかしプロポーズ時に婚約指輪を用意しておくことは果たして必須なのでしょうか?

また、婚約指輪以外の贈り物はなしなのでしょうか?プロポーズ時の婚約指輪について徹底解説します。

この記事の目次

こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
PR TIMES
I-PRIMO 結婚準備室
ブリリアンスプラス


この記事を書いた人
杉崎真

2019年9月に結婚。2017年からウェディング事業のスタートアップ企業をお手伝いし、ウェディングプランナーの仕事も兼ねる。正しい結婚式の情報をお届け。

そもそも婚約指輪の意味は?プロポーズに上げるもの?

プロポーズの時のプレゼントとして、婚約指輪は定番として選ばれているものですが、その意味を理解しているという人は少ないのではないでしょうか?

そもそも結婚指輪があるのに、婚約指輪はなぜ必要なのかというと、それぞれ持つ意味が違うからです。

婚約指輪は、形のない「二人の愛の絆」の象徴であり、男性から彼女へ永遠の愛を誓った“証”の意味もあるのです。
婚約は結婚を約束すること、婚約指輪はそれを証明する意味のあるもの、というわけなのです。
そして、婚約指輪をつけることは、周りの人へ結婚の意思を伝える意味もあります。
女性からすれば、一生に一度だけ愛する人からもらえる「特別」な意味が込められた指輪、それが婚約指輪です。

引用元:ブリリアンスプラス

つまり、婚約指輪は婚約(永遠の愛を誓うこと)を証明するためのものであり、結婚指輪は結婚を証明するための印であるということです。

また、指輪には「円は永遠に途切れぬもの」という意味が込められており、永遠の愛を誓うにはピッタリのものだとされています。

さらに婚約指輪についている宝石はダイヤモンドが多く、ダイヤモンドは永遠に輝き続けることから「輝くような美と金運に恵まれ、愛に満ちた家庭を築く」という意味が込められています。

杉崎真

特にプロポーズ時に上げることは決められていませんが、プロポーズの成功=婚約ということなので、タイミングとしては1番良いと考える人が多いです。


プロポーズに婚約指輪は必要?なしの割合や理由

意外かもしれませんが、すべての人がプロポーズの時に婚約指輪を上げているのかといえばそうではありません。

プロポーズと言えば婚約指輪をパカッとして男性がひざまずくイメージですが、実際は婚約指輪をなしにしてプロポーズをしている人の方が多いです。

プロポーズ時に彼氏が婚約指輪を用意してくれたという割合は44.0%で、残りの56.0%は婚約指輪はなしでプロポーズをしたという結果が出ています。

ではなぜ、プロポーズの時に婚約指輪を用意しないのかというと、理由としては以下の3つが挙げられます。

  • デザインの好みがわからない
  • 金銭的な理由
  • パートナーにいらないと言われた
  • デザインの好みがわからない

    プロポーズの時に婚約指輪を用意せず、プロポーズ後には用意する理由として最も多いのが、パートナーのデザインの好みがわからず自信を持てないというものです。

    また、婚約指輪をもらえるのなら自分が気に入ったデザインのものを選びたいという女性も一定数います。もし婚約指輪をパートナーと選びたいのであれば、代わりの贈り物を用意してプロポーズすると良いでしょう。

    金銭的な理由

    金銭的な理由で婚約指輪を購入しない人も多いですが、これはプロポーズ時に限らず、プロポーズ以降も用意しないという人が多いです。

    婚約指輪の金額平均は35.7万円となっていますが、10万円未満のものも多くあります。大切なのは気持ちなので、金銭的な理由はなしにして用意したい気持ちがあるのなら用意しましょう。

    パートナーにいらないと言われた

    パートナーに婚約指輪は必要ないと言われたことをそのまま受け取ってしまい、プロポーズの時もそれ以降も婚約指輪を用意しないという人もいます。

    しかしその「いらない」は本心なのでしょうか?婚約指輪は高価なものという認識を持っている女性が多いため、金銭的な理由から気をつかっている人も多いのが事実です。

    婚約指輪は女性の憧れ?

    婚約指輪に憧れを持っている人は51.5%と、世の女性の半分以上となっています。

    また、婚約指輪をもらって満足しているという女性の割合は97.7%となっており、もらうと嬉しいと感じる女性が多いことがわかります。

    杉崎真

    なんだかんだで婚約指輪をもらえることは女性にとって喜ばしいことです。プロポーズ時や金額にこだわる必要はなく、気持ちとして用意してあげることがおすすめです。


    プロポーズ時にないだけ?婚約指輪の購入率

    プロポーズ時に婚約指輪をなしにしている割合は54.5%と過半数以上を占めますが、婚約記念品として婚約指輪を用意している男性は多いです。

    実際に婚約指輪をあげた・もらったという人の割合は全体の74.8%となっており、4人に3人の割合で婚約指輪を用意しているということがわかります。

    画像引用:I-PRIMO 結婚準備室

    婚約指輪は婚約に対する1つのけじめと考えているカップルが多く、1つの文化になっている部分もあるため婚約指輪をなしにする人の割合はどうしても低くなっています。

    婚約指輪なしの選択も価値観

    婚約指輪はあった方が良いという人も多いですが、カップルの両方が納得して婚約指輪をなしにするというのも1つの選択肢であり価値観です。

    婚約指輪をなしにする理由として1番多いものが、お金がもったいないからというものです。婚約指輪をなしにした分のお金を新婚旅行に回したいというカップルもいれば、貯金に回したいというカップルもいます。

    また、婚約指輪購入の予算を相場より安いものにして浮いた分のお金を他に回すカップルもいます。婚約指輪はどうしてもお金がかかってしまうもののため、その分のお金をどう使っていくかはそのカップルの価値観とも言えるでしょう。

    杉崎真

    もちろん男性の独断で婚約指輪を購入するのも当然ありで、多数派です。お金が多少かかったとしても、それを喜ばないという女性はほとんどいません。


    プロポーズから逆算!婚約指輪はいつ買う?

    では、婚約指輪はいつ買いに行けば良いのでしょうか?婚約指輪の購入タイミングは人それぞれなのですが、以下の2つが代表的なタイミングです。

  • プロポーズを決めたその日から
  • 婚約指輪と結婚指輪を一緒に購入
  • プロポーズを決めたその日から

    プロポーズ時に婚約指輪を渡そうと思っている場合、プロポーズをすると決めたその日から婚約指輪の購入に向けて動き出します。

    婚約指輪には既存品・セミオーダー・オーダーとありますが、どのタイプにしても手元に来るまで1~2カ月かかる場合が多いので、婚約指輪を購入するのであれば早め早めの準備を心がけましょう。

    また、婚約指輪を準備するために彼女の指輪サイズを把握しておくのも大切です。婚約指輪のサイズは変更すれば良いと思うかもしれませんが、サイズ変更ができない婚約指輪もあるので注意しましょう。

    婚約指輪と結婚指輪を一緒に購入

    プロポーズも終わり、婚約も無事完了した後に結婚指輪と婚約指輪を一緒に購入する、というカップルが増加中です。

    婚約指輪と結婚指輪を一緒に購入するメリットは、2つ重ねた時のデザインがわかるため選びやすいですし、パートナーが気に入るデザインを選ぶこともできます。また、婚約指輪のサイズが合わないという心配も必要なくなります。

    デメリットは、パートナーに婚約指輪の金額を知られてしまうということです。

    できれば結婚式の1年前には婚約指輪を

    婚約指輪の購入時期は平均で結婚式のちょうど12カ月前、つまり1年前です。

    結婚式を挙げるのであれば、結婚式場探しやその後の打合せを考えても1年前はちょうど良いくらいです。婚約からちょうど1年後に結婚式、というのも女性に喜ばれることでしょう。

    婚約から結婚式までは、スケジュールとしてある程度余裕を持つとトラブルも少な目で済ませられるのでおすすめです。


    婚約指輪を相手と選びたい場合はプロポーズリング!?

    プロポーズの時に婚約指輪を用意したいという気持ちはあっても、デザインやサイズが不安でどれを選べばよいのかわからないという人は以下の2つがおすすめです。

  • プロポーズリング
  • ダイヤモンドプロポーズ
  • プロポーズリング

    画像:I-PRIMO

    プロポーズリングはプロポーズするためだけの指輪で、相場価格も1~2万円程度と婚約指輪に比べると安いです。

    プランもショップによって異なり、ダイヤモンドを先に契約するところや、材質が安めの指輪をそのまま買い取るところなど様々です。

    デザインやサイズに関しては、後日パートナーと来店してから決めることができるので、婚約指輪の買い直しというリスクがなくなります。

    ただし、プランによってはプロポーズリング・婚約指輪・結婚指輪と指輪が合計して3つにもなってしまうことも。プロポーズのためだけに1

    ~2万円を余計に支払うという覚悟があるのなら使うと良いでしょう。

    ダイヤモンドプロポーズ

    画像:ブリリアンスプラス

    プロポーズリングにも似ており、実際にプロポーズリングのプランとして入っているショップもありますが、ダイヤモンドだけを購入してプロポーズに使うパターンもあります。

    ダイヤモンドだけを購入してプロポーズ後にリングを選んで取り付けるので、余計なお金が一切かからないことがメリットです。

    ダイヤモンドプロポーズは、指輪のブランドとして有名なブリリアンスプラスが取り扱っているサービスです。

    杉崎真

    デザインやサイズに失敗する心配がないというのがプロポーズリングやダイヤモンドプロポーズの最大のメリットと言えるでしょう。


    プロポーズで指輪以外を贈り物にする際のおすすめ3選

    プロポーズで指輪を贈ることがどうしても考えられないという人は、他の贈り物を何か用意することをおすすめします。

    贈り物が何もないプロポーズだとどこか味気なくなってしまうので、プチサプライズの要素も含めて贈り物はおすすめです。

    指輪以外に人気な贈り物は、以下の3つがあります。

  • 花束や花に関わるもの
  • ガラスの靴
  • 豪華なディナー
  • 花束や花に関わるもの

    プロポーズに花束を贈るのも定番です。花束の中でも、赤い108本のバラは永遠にと読めることから「結婚してください」というメッセージを持ち人気となっています。

    また、最近では指輪ケースのような箱に入ったバラのブリザードフラワーも人気です。1輪のバラには「あなたしかいない」という意味が込められており、ブリザーブドフラワーは枯れないためしばらく飾っておけることも嬉しいポイントです。

    中でも美女と野獣をモデルにした1本のバラがプレゼントとして人気です。

    ガラスの靴

    シンデレラの代名詞とも呼べるガラスの靴は、女性の憧れでもあり、プロポーズの贈り物としての新定番でもあります。

    ディズニーランドで売られているガラスの靴を購入し、シンデレラ城の前でプロポーズするというのもシチュエーションとして人気です。

    結婚式の時にリングピローにもでき、飾っておいてもキレイなので思い出としてずっと残すことができるでしょう。

    豪華なディナー

    贈り物というより、プロポーズをより特別な日としてくれるのが豪華ディナーです。普段行くことのない夜景が見えるレストランでのプロポーズは、そのレストランごと思い出にできます。

    もちろん、豪華ディナーと他の贈り物をセットにしてプレゼントしてあげるのもありです。

    杉崎真

    プロポーズの贈り物は、その時のシチュエーションを彩ってくれる重要なアイテムです。多くの人が一生の一度のプロポーズなので、思いを込めた贈り物を選びましょう。



    婚約指輪をなしにするのも1つの価値観!

    世間一般では、プロポーズの時に婚約指輪を用意している男性は2人に1人程度です。プロポーズ時に婚約指輪を用意していなくても、プロポーズ後に2人で一緒に買いに行くスタイルが近年では増加中です。

    プロポーズ時とプロポーズ後、どちらが良いということはありませんが、確かなことはお金のことを無視すると女性は少なからず婚約指輪に憧れているという点です。

    婚約指輪は気持ちが第一になるので、気持ちを物で表すという意味で婚約指輪は大切なものだと言えるでしょう。婚約指輪の購入は2人の価値観によりますが、金額は今後の2人の生活に支障がないだけのもので十分なものなので、購入を検討しても良いのではないでしょうか?

    もし指輪がどうしてもダメだという場合は、他の贈り物を用意してプロポーズを迎えましょう。