結婚式の二次会はやらない方が良い?実施しない割合や理由を解説
結婚式の二次会をしない割合や理由を解説!やらない方が良い?
結婚式を実施するにあたり、忘れてはいけないのが二次会の存在です。忙しくて手が回らなくても二次会を実施する・しないの選択はしておかなければなりません。
では結婚式の二次会は、実施した方が良いのでしょうか?実施しない割合やメリット、逆に実施するメリットなど結婚式の二次会について徹底解説します。
結婚式の二次会を実施しない理由
結婚式の二次会をしないメリット
結婚式の二次会をしない場合の注意点
結婚式の二次会をするメリット
結婚式の二次会をする場合の注意点
結婚式の二次会は代行業者を使うのもあり
こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
2019年9月に結婚。2017年からウェディング事業のスタートアップ企業をお手伝いし、ウェディングプランナーの仕事も兼ねる。正しい結婚式の情報をお届け。
結婚式の二次会を実施しない割合
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、結婚式の二次会を実施した新郎新婦の割合は41.2%、していない割合が58.0%となっています(無回答0.8%)。
2組に1組以上は結婚式の二次会はしていないということになります。2015年調査では実施した割合が58.2%、実施していない割合が41.3%だったので、結婚式の二次会の実施数は年々減少傾向になっていることがわかります。
実際に挙式・披露宴をしただけで新郎新婦は疲れてぐったりで、中々二次会まで手が回らないことも多いでしょう。
そして2018年のSNS投稿で話題になったのが、結婚式の二次会不要論です。「ゲストのことを考えていない」ということでネットニュースにもなるほどでした。
結婚式の二次会を開催するのなら、ゲストにも最大限気を配らなければ反感を買います。ただでさえ結婚式の準備で大変な時に、さらに二次会の準備をするというのは考えにくいという人が多くなってきています。
新型コロナウイルスが追い討ち
現在は新型コロナウイルスの影響で、結婚式の二次会をしないというより、できないと考えている新郎新婦が増加しています。
対策を取っていて広い結婚式場とは違い、結婚式の二次会は多くの場合が大人数で、ゲストの距離も密になりやすいです。
また、二次会を実施するとなればそれに対しての批判も入り混じる可能性があります。コロナのことを考えると、二次会を実施したくても実施できないという新郎新婦も多いことでしょう。
コロナのことなんて気にしないと割り切れれば良いですが、結婚式は両家両親を含めた考え方があるので難しいですね。早くコロナの時代が終わることを願います。
結婚式の二次会を実施しない理由
では、新郎新婦が二次会を実施しない理由はどのようなものがあるのでしょうか?実施しない理由として多い順に紹介します。
1位 | 呼びたかった人は披露宴に呼んでいた(40.5%) |
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2位 | 準備が面倒(24.3%) |
3位 | 遠方の列席者が多い(20.5%) |
4位 | 二次会をする意味が分からない(16.5%) |
5位 | 二次会をする時間がなかった(12.7%) |
結婚式の二次会の良さとして、披露宴に呼べなかった人を呼ぶことができる、というものがあります。
披露宴ですべての人を呼ぶことができているのなら、二次会は必要ないと考えるのも至極当然です。実際に披露宴に来るゲストは、新郎新婦の晴れ姿を見たいと思って来てくれています。
例えあまり会話ができなくても同じテーブルの仲間と会話したり、2人の晴れ姿を見たりして満足するゲストも多いと言えるでしょう。
結婚式の二次会を実施したいときの最大の鬼門が準備です。実際に結婚式は当日も忙しいですが、その前も打合せで決めることがたくさんあります。
挙式や披露宴の準備で手一杯になってしまい、二次会のことなど考えられないというケースが多いです。
結婚式の二次会は、司会や受付なども友人に依頼しないといけないのが面倒です。そして結婚式までの期間が短ければ短い分嫌がられます。
披露宴の予定終了時刻が遅かった場合、遠方のゲストは帰宅時間が限られてしまいます。宿泊する人はまだ良いのですが、帰宅するとなった場合は二次会の終了時刻が遅ければ出席できません。
遠方のゲストが多い場合には、宿泊するかの確認やホテルの手配など、なるべく手を回すようにしておきましょう。
結婚式の二次会はそもそも考えていなかった、そもそも必要なの?と考えている新郎新婦も一定数います。
確かに結婚式の二次会は、結婚式とほぼ同じメンバーで、衣裳を変えてまたさらに同じようなことをする流れになる場合が多いです。
それを面倒だと感じてしまったり、そもそも結婚式の二次会のように盛り上がる場が得意でない人もいるでしょう。
結婚式でナイトウエディングを選択した場合や、日曜の夕方を選択した場合はゲストに気をつかって二次会をしない選択をする新郎新婦が多いです。
物理的に二次会は無理だろうという時間帯に二次会を実施したとしても、参加可能なゲストがいないという寂しい事態になってしまいます。
その他にもゲストに子持ちの人が多かったなどの理由があります。結婚式の二次会は、ゲストファーストで考えて実施する・しないを決められると良いですね。
結婚式の二次会をしないメリット
結婚式の二次会をしない場合、意外とメリットも多くあります。二次会をしない新郎新婦が増えてきているのは、以下の3つのメリットがあるからでしょう。
- 新郎新婦2人でゆっくりできる
- 新郎新婦もゲストも金銭的負担が減る
- 結婚式準備に集中できる
新郎新婦2人でゆっくりできる
二次会を行わないのであれば、結婚式後の時間は新郎新婦の自由です。よくある時間の使い方としては、開催されている二次会のラウンド・スイートルームを満喫・パートナーや家族と結婚式に浸る、などなど。
もし結婚式後に二次会ではない何かをしたいのであれば、二次会をなしにしてもゲストから何も文句は言われません。
新郎新婦もゲストも金銭的負担が減る
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、結婚式の二次会の会費は全国平均で6,400円、首都圏では男性7,800円・女性7,000円と高額です。
ご祝儀まで払った上に二次会が高額だと、金銭的負担が高くなってしまって本当は行きたくないと思っているゲストもいるはずです。
お互い余計なことに気をつかってしまうくらいなら、二次会はそれぞれ自由に開催してもらうというのも1つの考えです。
結婚式準備に集中できる
結婚式準備はただでさえ大変なもので、その上に二次会も準備しなければいけないと思うとうんざりしてしまう人も多いです。
特に幹事代行に依頼しない限り、受付や司会を友人に依頼しなければなりません。司会者とは打合せも必要になりますし、衣裳も大体別で手配することになるため、そこまで手が回らないというのが新郎新婦の本音でしょう。
結婚式の二次会を新郎新婦主催で開かなかった場合、大体のゲストは友人同士で自由に二次会を開催しており、その方が気楽だと考える人も多いようです。
結婚式の二次会をしない場合の注意点
もし結婚式の二次会をしないとなった場合は、以下の2つを注意点として念頭に置いておきましょう。
- 事前に二次会なしのアナウンス
- 本当に二次会なしで後悔しない?
事前に二次会なしのアナウンス
結婚式当日まで二次会のアナウンスがなければ、少数ですが二次会のために時間を空けておいてくれている人が残念がってしまいます。
中には結婚式の二次会があって当たり前だと考えているゲストもいるかもしれません。二次会の有無は、できることなら招待状にて事前案内をしておくことをおすすめします。
本当に二次会なしで後悔しない?
結婚式の二次会を実施しないで後悔したという新郎新婦も多いようです。後日友人の結婚式二次会に参加したら楽しそうだったというケースや、代行業者の存在を知らなかったという後悔が目立ちます。
二次会をしないという決断をしても本当に後悔しないのか?とうことはおふたりで事前によく話し合っておくべきことだと言えるでしょう。
もし二次会をやりたくても準備だけがネックだという場合は、代行業者の利用を検討してみても良いでしょう。
結婚式の二次会を新郎新婦主催で開かなかった場合、大体のゲストは友人同士で自由に二次会を開催しており、その方が気楽だと考える人も多いようです。
結婚式の二次会をするメリット
結婚式の二次会をすることは、当然ながらメリットも多くあります。主なメリットとしては以下の4つです。
- 結婚式に呼べなかった人を招待できる
- 本当の意味でゲストとの距離が近い
- ゲームなどの余興をして楽しめる
挙式や披露宴に呼べなかった人を招待できる
結婚式に呼ぶ友人は、どうしても人数が限られます。また、基本的に異性の友人や会社の同僚を呼ばないことが多いです。
しかし二次会の場合は気兼ねなく呼ぶことができるので、自分のパートナーをより多くの人に紹介することができます。
そして多数の男女が入り混じるわけですから、少なからずの出会いを提供することができます。そこで価値ある出会いがあれば、その出会いに感謝されるというメリットもあります。
「呼びたくても呼べなかった」という存在がいる場合には、二次会の開催を検討ると良いでしょう。
本当の意味でゲストとの距離が近い
結婚式ではあまりゲストと話せなかった、と思う新郎新婦も少なくありません。
2~3時間の中で様々な演出が行われ中座もあるので、いくらゲストとの距離が近くても、会話する場面を多く持つというのは難しいことです。少人数ならまだしも、ゲスト数が多いと尚更でしょう。
しかし二次会であれば、新郎新婦が途中でいなくなることはありませんし、基本的に演出も多くありません。二次会は新郎新婦とゲストが1番距離が近い場だと言えますし、挙式や披露宴の感想や感謝をすぐに伝えられる場になります。
ゲームなどの余興をして楽しめる
結婚式の二次会での目玉は、ゲームや余興をしての景品です。目玉となる景品はディズニーペアチケット・グルメセット・商品券などです。
定番のゲームはビンゴですが、ベットゲーム・くじ引き・菓子まきなども人気です。
この景品は、ゲストの会費で賄われる場合がほとんどです。良い景品を集めようとして会費を高額にし、ゲスト全員に当たらないのであれば不平不満を持つゲストもいるので注意しましょう。
結婚式の二次会はよりアットホームでゲストとの会話を楽しめる場所です。結婚式に参加した人には、その場でお礼の言葉を伝えておきましょう。
結婚式の二次会をする場合の注意点
結婚式の二次会をする場合、注意するべき点は以下の4つです。
- 二次会をする場合も事前にアナウンス
- 予算や会費の設定は大丈夫?
- 友人に依頼する場合は負担を少な目に
- 時間にも気をつかってあげよう
二次会をする場合も事前にアナウンス
結婚式当日は、結婚式後に予定を入れている人が意外と多いです。特に同じテーブルの友人たちと既にお店を予約してある場合が多いです。
二次会があるというアナウンスを結婚式当日に行う新郎新婦も多いですが、参加者の確保が思うように進みません。
招待状に二次会についてのことを盛り込めば、当日のキャンセルも少なくなるのでおすすめです。
予算や会費の設定は大丈夫?
結婚式の二次会はゲストの負担にならないように設定しましょう。地域によって相場は異なりますが、間違っても大台の1万円は取らないようにすべきです。
いくら二次会の景品を豪華にしても、当たるかどうかわからない景品のために高額な会費は払いたくないというのがゲスト心理です。
また、男性と女性の会費に差をつけるのは構いませんが、結婚式に参加していない人を高額にするのはせっかく二次会だけに来てもらっているのに失礼です。
友人に依頼する場合は負担を少な目に
受付の負担はまだ少ないですが、司会を友人に依頼するのは負担が大きめになります。その後の友人関係を保つためにも、司会をお願いする場合は負担少な目のプログラムでお願いしましょう。
また、手伝ってくれた友人に心づけ(お金)を渡すことも忘れずに。受付には3,000~5,000円、司会には1万円以上を渡すのが相場です。
時間にも気をつかってあげよう
結婚式の二次会のお開きに関しては、グダグダにならないように時間を決めて守るようにしましょう。
ゲストの中には遠方から来てくれている人や、すでに子供がいる人、次の日仕事がある人などがいて、終わりが見えない二次会は迷惑がかかってしまいます。
せっかく来てくれたゲストに対して不快な思いを与えないようにするために、グダグダする二次会であれば実施しない方が良いです。
以上のことを考えた時に、面倒だと感じて結婚式の二次会を実施しない新郎新婦が多いです。結婚式の二次会はゲストファーストにしなければ失敗します。
結婚式の二次会は代行業者を使うのもあり
結婚式の二次会はしたいと思っているものの、準備の大変さを理由にあきらめてしまう新郎新婦が多いです。
そして意外と結婚式の二次会に幹事代行をしてくれる業者があることが知られていません。二次会の幹事を代行してもらうことにより、準備の負担も当日の負担もゼロになるという画期的なものなので検討してみると良いでしょう。
自己負担もゼロ円?
結婚式の二次会代行は、自己負担0円で準備から当日の司会・景品用意まですべてのサービスを受けられるところがほとんどです。
理由はゲストの会費を飲食代よりも3,000円程度多く徴収して、そこから利益を出しているからです。例えば二次会に100名のゲストが来るとすると、30万円程度ですべて代行してくれるというものです。
問題点としては、ゲストの会費がより圧迫されてしまうことです。地域差もありますが、もしゲストの会費が7,000円を超えてしまう場合には超えた分を自己負担することをおすすめします。
2次会くんがおすすめ
結婚式の二次会代行業者は、スマ婚が運営している2次会くんがおすすめです。
利用者数が150万人以上と実績もあり、代行サービスを使ってもゲストの会費を関東で5,500円~設定できるなど、価格設定が安いのも特徴です。
2次会くんに関しては以下の記事に詳細が載っているので、参考にしてみてください。
ちなみに東海地方では約半数が代行業者を使っていて、存在が当たり前です。打合せもほぼなしでクオリティも高いため、安心して任せられるため最近では人気のサービスです。
結婚式の二次会を実施している割合は、2組に1組という割合です。二次会を実施する・しないの選択は両方にメリットがあります。
どちらの選択もありだと言えるため、結婚式の二次会についてはパートナーと良く話し合って決めて、後悔をしないようにしましょう。
二次会の準備は意外と大変なので手が回りそうにないのであれば、幹事代行会社も検討しておきましょう。依頼すれば自分たちで準備することはほぼないため、楽に二次会を開催することができます。