オンライン結婚式のメリットやデメリットを解説!費用は安く済む?
オンライン結婚式のメリット・デメリットを解説!
新型コロナウイルスの影響で結婚式をどうするかを検討している人も多い中、オンライン結婚式という新たな形を取る人も増加しています。
オンライン結婚式は新しいサービスということもあり不安だと感じる人も多いのではないでしょうか?オンライン結婚式がどんなものかがわからない人のために、メリットやデメリットを解説します。
オンライン結婚式でのご祝儀や当日の服装は?
オンライン結婚式をするメリットを解説!
オンライン結婚式をするデメリットを解説!
このご時世結婚式はオンラインにするべき?
2020年3月に結婚した卒花嫁。2016年から3年間のウェディングプランナー経験があり、結婚式も経験しているためウェディング事情に詳しい。
3パターンに分かれるオンライン結婚式の特徴!
オンライン結婚式は、基本的には新郎新婦おふたりが結婚式をしている映像をライブ配信するというものです。
オンライン結婚式にも挙式と披露宴があり、披露宴ではたくさんのゲストとテレビ電話を通してコミュニケーションを取ることが可能です。
オンライン結婚式は、基本的に以下の3パターンに分かれます。
オンライン結婚式の1つ目のパターンは、自宅から配信する方法です。自宅だと結婚式の雰囲気が出ないのではと不安に感じる人も多いかもしれませんが、Zoomなどのテレビ会議ツールは背景を結婚式場っぽく変更することも可能です。
こだわりたい人は、結婚式っぽく自宅を装飾しても良いでしょう。自宅で配信するオンライン結婚式の最大のメリットは、費用が安く20~30万円程度で済むことです。
ただし、自宅のインターネット環境が必要なことや配信スタッフがいないため配信トラブルに対処できないというリスクがつきます。
オンライン結婚式の2つ目のパターンは、フォトスタジオから配信する方法です。フォトスタジオは結婚式の前撮りを行っているところも多く、ドレスやタキシードなどの衣裳も揃っています。
結婚式場から見ると安く衣裳をレンタルできる上に、会場使用料なども安く済ませることができます。費用を考えても自宅を利用するよりも高額になってしまいますが、結婚式場を利用するよりは安いと考えておきましょう。
オンライン結婚式の3つ目のパターンは、結婚式場から配信する方法です。結婚式場から配信するということもあり、新郎新婦とゲストが結婚式っぽさを1番共有できるオンライン結婚式の方法と言えます。
また、司会も配信スタッフもいて配信機材も揃っていることからトラブルが起きにくくて安心できます。
ただし費用は50万~100万円程度かかってしまうことは覚悟しなければなりません。オンライン結婚式とはいえ、本格的な結婚式となると高額になります。
オンライン結婚式を実施しているおすすめ業者は、以下の記事で詳細をまとめてあるので参考にしてください。
自宅から配信するのであればその分費用が安く済み、結婚式場を使うなら人を使う分費用が高くなります。映像トラブルなどを考慮すると、安心できるのはもちろん結婚式場です。
オンライン結婚式でのご祝儀や当日の服装は?
オンライン結婚式は普通の結婚式と違ってゲストと直接会うことはありません。直接会わない場合にご祝儀はどうなるのでしょうか?また、当日の服装はラフで良いのでしょうか?以下で解説します。
オンライン結婚式のご祝儀
オンライン結婚式では基本的にご祝儀はもらえないものと考えておきましょう。ゲストがその場にいないため、お金をもらうというのはできません。
ただし気持ち分のお祝い金や、会費を設定してその分のお金をチケットとしてWEB上で購入してもらうサービスがあるのはオンライン結婚式ならではです。
料理のデリバリーサービスなどもあるので、上手く利用して少しでもゲストからお祝いをもらえると良いですね。
オンライン結婚式の服装
オンライン結婚式での新郎新婦の服装は基本的にドレスとタキシードです。和装をしたいという人は和装をしても良いでしょう。
オンライン飲み会ではないので、結婚式という雰囲気を演出するためにも衣裳は普段着というわけにはいきません。
対してゲストの服装に関しては基本的に自由に設定している人が多いです。ゲストが気軽に参加できるのもオンライン結婚式の特徴の1つです。
あまりに大掛かりなオンライン結婚式にすると、ゲストのご祝儀が期待できない分大きな赤字になってしまうので注意しましょう。
オンライン結婚式をするメリットを解説!
オンライン結婚式を行う上でのメリットは何があるでしょうか?4つ紹介します。
オンライン結婚式ができた本来の目的は新型コロナウイルスを感染拡大を防止するためです。結婚式は人が集まる場なので、感染リスクも高く延期や中止を余儀なくされる人が続出しました。
自分たちの結婚式がクラスターになったらと考えると普通の結婚式は中々挙げられませんよね。オンライン結婚式は現場に新郎新婦おふたりか、いたとしても家族や現場スタッフだけなので感染リスクはほぼありません。
自分たちのせいでゲストが新型コロナウイルスにかからないという安心感があることが、オンライン結婚式の最大のメリットです。
オンライン結婚式は普通の結婚式と違い、高価な料理・飲物の提供や豪華な会場装飾がありません。
ゲストを集めた豪華な結婚式だと300万円以上が費用相場になってきますが、オンライン結婚式ではどれだけ高額でも100万円以下が相場で、自分たちだけで準備をすれば無料にもできます。
結婚式を挙げたくてもお金がかかることが1番のネックになっている人は、オンライン結婚式であれば費用も安く済ませることができるでしょう。
結婚式はゲストにとって金銭的負担や移動負担が生じます。ご祝儀で3万円払い、遠方で飛行機・新幹線代を含めると合計5万円以上の出費となってしまう人も珍しくはないでしょう。
いくら結婚式で新郎新婦の晴れ姿が見られるから行きたいといっても、ご祝儀や移動が負担になっていることは事実です。
オンライン結婚式であればお祝い金は自分の気持ち分だけ・会費があっても数千円ということも多く、移動の負担もないためゲストは海外にいようと気軽に参加できます。
オンライン結婚式は結婚式の打合せもほとんどオンラインで済ませます。また、豪華な装飾もなくDIYする手間も省けるため準備の時間が大幅にカットできます。
招待状もWEB上で完結しますし、ゲストの席次を決める必要もなく引出物内容を決める必要もありません。
結婚式はゲストのことを含めて色々と決めることが多く大変ですが、オンライン結婚式では決めることがわずかなため準備の手間は普通の結婚式の10分の1くらいで済みます。
新郎新婦もゲストも気軽に実施できるというのが大きなメリットです。結婚式に呼ぶか呼ばないか迷う人にも声をかけることができるため、招待ゲストに迷うということも少なくなります。
オンライン結婚式をするデメリットを解説!
オンライン結婚式を行う上でのデメリットは何があるでしょうか?4つ紹介します。
オンライン結婚式を自分たちで仕切ろうとすると、ゲストがどこからともなく会話をしてしまって大変なことになる恐れがあります。
オンライン結婚式はちゃんと進行をしなければオンライン飲み会のようになってしまう恐れがあるため注意が必要です。
業者に依頼すると司会・進行をしっかりしてくれるので、司会・進行付きの業者に依頼することをおすすめします。
オンライン結婚式は当然ですがゲストに直接会うことができず、久しぶりに会いたいと考えていた人にも会えなくなってしまいます。
また、ゲストがその場にいないために普通の結婚式のような盛り上がりもなく、結婚式っぽさも減少してしまうのは避けられません。
オンライン結婚式はいくら結婚式費用が安く済むと言っても、ご祝儀がなければ自己負担金額が結果として普通の結婚式と変わらないということも起こり得ます。
オンライン結婚式ではご祝儀という概念はほぼ存在せず、ゲストからお金を徴収できるのはオンライン上でのお祝い金や会費のチケット購入がほとんどです。
普通の結婚式と比較するとゲストから集められるお金はごくわずかだという認識を持っておいた方が良いでしょう。
オンライン結婚式はほとんどがテレビ会議ツールのZoomを使用して行われます。ネット環境がなくてもスマホがあれば参加できるため、お年寄りでもスマホがあれば参加はできます。
しかしZoomの使用方法がわからないという人は多く、事前にレクチャーしておく必要があります。また、レクチャーしても電波障害などのトラブルが起こり対応ができないということが起こるかもしれません。
お年寄りを多く招待しようとしている人は、オンライン結婚式だとその分負担も大きくなるという認識でいましょう。
オンライン結婚式はまだまだメジャーなものではないため、戸惑ってしまう人も多いでしょう。気になる人は一度無料相談をしてみて、合わなそうなら実施を辞めると良いです。
このご時世結婚式はオンラインにするべき?
オンライン結婚式は新型コロナウイルス感染拡大防止のために普及されました。しかし結婚式を挙げたい人としては、まだまだオンラインではなく普通の結婚式を挙げたいと思う人が多いようです。
ウィズコロナを掲げている中で、普通の結婚式を挙げるかオンライン結婚式にするのか別の何かにするのかは新郎新婦の決断によります。
コロナによって変わりゆく時代の中で、オンライン結婚式も1つの選択肢として検討の余地があるということを覚えておきましょう。
また、コロナの影響を懸念するのであれば以下の2つの選択肢もおすすめです。
フォトウエディング
結婚式を挙げないという選択をするのであれば、思い出としてフォトウエディングだけでもしておくことをおすすめします。
新郎新婦おふたりの写真だけですが、プロのカメラマンが声掛けをして撮影してくれる写真はキレイですし良い思い出にもなります。
フォトウエディングは、価格も安くてクオリティも高いハナユメフォトがおすすめです。
広い空間での少人数結婚式
広い空間で少人数で結婚式を挙げることにより、ソーシャルディスタンスを保って結婚式を行うことができます。
例えば300人のゲストが入る結婚式場であれば、100人以上ゲストを呼んでの結婚式でも距離を保った結婚式を挙げることができます。
コロナ対策で広い結婚式場を少人数でも貸してくれる結婚式場が増加しているので、気になる人は各結婚式場に問い合わせてみましょう。
テレビなどのメディアで取り上げられているだけで、実際にオンライン結婚式を実施している人は少ないです。コロナを気にするのであれば、きちんと対策を取った上で普通の結婚式を実施すると考えている新郎新婦が多いです。
オンライン結婚式は新しいサービスゆえにメリットも多ければデメリットも多いです。ゲストの負担が軽くなるのはメリットですが、その分直接会えない寂しさもあるでしょう。
ただ、今後の通信手段として6Gなどが普及していくことによってオンライン結婚式の精度も上がっていくことは間違いありません。もしかしたら数十年後にはオンライン結婚式が主流になっているかもしれませんね。