ゼクシィの花嫁割の内容や特典を調査!ハナユメ割と何が違うの?
ゼクシィの花嫁割はハナユメ割と何が違う?内容や特典を調査
ネット版ゼクシィを使って結婚式を申し込むと最大で110万円以上割引になる花嫁割というものがあります。
結婚式費用がお得になることは嬉しいですが、デメリットなどはないのでしょうか?花嫁割の内容について調査しました。
2020年3月に結婚した卒花嫁。2016年から3年間のウェディングプランナー経験があり、結婚式も経験しているためウェディング事情に詳しい。
どこでも結婚式ができる!ゼクシィの基本情報
ゼクシィがメインで運営している事業といえば何と言っても「結婚情報誌」と「結婚式場紹介」の2つです。結婚情報誌はご存知「雑誌のゼクシィ」で、結婚式場紹介は雑誌でもネットでも相談カウンターでも行っています。
また、ゼクシィは結婚式場紹介だけに留まらず「結婚・婚約指輪のショップ紹介」や「新生活での保険の見直し」など、結婚に関するありとあらゆるものを扱っています。結婚に関してほぼすべてのものを網羅しているゼクシィはやはり業界最大手です。
ゼクシィは現在の結婚式の形を創りあげてきた会社だと言っても過言ではなく、結婚式だけでなく結婚に関すること全部の知識を持っています。
運営会社 | 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ |
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提携会場数 | 2700件以上(業界最大級!) |
提携会場がない都道府県 | なし |
相談カウンターがない県 | 青森、秋田、岩手、山形、福島、山梨、鳥取、島根、山口、高知、徳島、宮崎 |
ゼクシィは業界最大手で信頼感や安心感がある
何と言ってもゼクシィは結婚式に対しての実績はNO.1です。そしてその実績の分、ゼクシィに集まっているスタッフたちも結婚式に対するプロです。
ゼクシィのスタッフは結婚式に対しての知識が備わっているのはもちろんのこと、何かわからないことがあれば的確に答えられる人ばかりです。
それゆえ、ゼクシィのスタッフには安心して何でも相談できることが最大の強みでしょう。ゼクシィは入社してからの研修も多く、結婚式の知識を身につけられる機会が多い会社で有名です。
知識を積み上げ、一人前になっている人がゼクシィ相談カウンターに立っています。
ゼクシィには提携会場がない都道府県はない
ゼクシィは相談カウンターがない県は存在しますが、提携会場に至っては都道府県すべてを網羅しています。ゼクシィが提携する結婚式場数は2700件以上と圧倒的に多く、他会社と比較しても5倍以上の会場数です。
ゼクシィ相談カウンターが存在しない県は少し残念ですが、相談カウンターに関しては結婚式をする際に行かなければならないところではありません。直接ネットのゼクシィを経由してブライダルフェアを申し込んでも、受けられる特典はたくさんあります。
結婚相談カウンターは行って損はないところですが、「1時間以上かかってしまう」だったり「行く時間がない」という人も多いでしょう。その場合は無理していく必要はなく、気になる結婚式場を押さえてブライダルフェアに行けば良いだけです。
ゼクシィの花嫁割ってなに?ハナユメ割との違いはある?
ゼクシィは花嫁割で最大110万円以上の割引き、ハナユメはハナユメ割で100万円以上の割引きを実施しています。両者に違いがあるのかというと、結論ほぼありません。
ただし、結婚式場によってはゼクシィに掲載されている方が安かったり、ハナユメに掲載されている方が安かったりするので、気になる結婚式場があれば両方比較してみることをおすすめします。
基本的に花嫁割もハナユメ割も、結婚式までの期間を半年以内にすることで金額が安くなるというシステムになっています。
結婚式場としては半年以内の短い期間だと空きが埋まりにくいので、空きを埋められるのなら安くするというスタンスです。ただ、安いからと言って結婚式までの間隔を詰めすぎると準備が大変になってしまうので注意しましょう。
花嫁割には10種類ある
花嫁割は、以前まではゼク割やゼク特という名称だったものが2018年に変更となったので、サイトによってはゼク割やゼク特と記載されているかもしれないので注意しておきましょう。
花嫁割には10種類もの割引きあり、内訳は直前割・少人数割・大人数割・平日割・おめでた婚割・期間限定割・日取限定割・時間帯限定割・早期申込割・式場特別割です。
中でも期間限定割を実施している結婚式場が多く、ゼクシィ限定で100万円相当を割引いていることを謳っている結婚式場も多くありました。
10種類のうち必ずどれかの割引きには当てはめることができるので、花嫁割はゼクシィを利用するとほぼ必ず適用になると考えて良いでしょう。
花嫁割は特別ではない?
結婚式の金額を決めているのはゼクシィではなく、基本的には結婚式場です。よってゼクシィに限って割引きを大きくしているということは考えにくく、ハナユメやマイナビウエディングから申し込んでも結婚式費用は大差ないという場合がほとんどです。
しかし結婚式場によってはゼクシィが1番安いというところもあるので、よく比較してどこから申し込むかを決定した方が良いでしょう。
例えば大阪で人気の結婚式場であるザ・ガーデンオリエンタル・大阪の場合、花嫁割が90万円割引で約152万円、公式サイトが同じく90万円割引で約169万円となっており割引額が同等なものの総額はゼクシィの方が安いです。
この場合はゼクシィから申し込んだ方がお得になる可能性が高いでしょう。調べると簡単に比較できるので、花嫁割が1番安いとは思わずによく比較しておきましょう。
〇〇割がお得!と記載されているサイトもありますが、実際に比較してみないと一概には言い切れないところがあります。花嫁割はもちろんお得ですが、マイナビウエディングやハナユメも割引を実施しているので、よく比較しましょう。
ゼクシィはお得だと言われる相談カウンターを利用すべき?
ゼクシィ相談カウンターを利用した方が安いか、ブライダルフェアを自分自身でネットから予約した方が安いかについては、どちらも変わらないと考えて良いでしょう。
以前まで花嫁割はゼクシィ相談カウンター限定の割引きでしたが、現在ではネット版ゼクシィにおいても花嫁割が適用されています。よって割引額についても大差ありません。
相談カウンターは自分たちで結婚式場を絞り切れない時や、結婚式について何を決めたら良いのか全然わからない時に役立つので、自分たちの結婚式イメージが浮かばないという新郎新婦が利用すると良いでしょう。
ゼクシィの相談カウンターは全国に65店舗あり、多くの人が利用できる環境にあることも魅力の1つです。また、相談カウンターに行かなくてもオンライン相談やLINE相談なども実施しているので、気軽に相談できます。
結婚式場がある程度決まっているならフェアへ
ネットで見て結婚式場が絞れる人に関しては、ゼクシィ相談カウンターに行く必要はありません。自分でゼクシィから直接ブライダルフェアを予約して、気になる結婚式場を3つ程度見学に行けば良いだけです。
そうすれば結婚式場のプランナーさんがある程度説明してくれますし、本当に気に入った結婚式場で契約すれば良いのです。結婚式場を3会場回る利点としては、すべての結婚式場で見積りをもらえることです。
結婚式場の見積りをもらえば相見積りを取れるようになるため、価格交渉をする上でも役立っていきます。結婚式場は最低でも3会場回りましょうというのは、相見積もりを取る面でも大切な部分だからです。
また、ネット版ゼクシィからブライダルフェアを予約すると電子マネー特典がもらえるキャンペーンもあります。相談カウンターの利用ではキャンペーン対象にならないため、電子マネー特典がある分ネット版ゼクシィを利用した方がお得かもしれませんね。
結婚式場をある程度絞れる人であれば、相談カウンターの利用は時間の無駄になってしまう可能性もあります。結局その結婚式場のことを1番把握しているのはその結婚式場のスタッフなので、結婚式に対して知識がある人はブライダルフェアに行って相談するのが1番早いです。
ゼクシィや花嫁割を利用する際のデメリット
ゼクシィは花嫁割などの割引きも豊富で、提携している結婚式場も多くメリットがたくさんあることがわかりました。ではゼクシィや花嫁割にデメリットはあるのでしょうか?
花嫁割で割引額が1番大きくなるのは、結婚式が3カ月以内などの直前割です。結婚式は申し込んでから当日まで準備期間として半年以上設けることが平均的なので、3ヵ月は準備がタイトになります。
結婚式の打合せはもちろんですが、衣裳やアイテムなど決めなければいけないことが多いのも結婚式の特徴です。
また、両家の両親に相談しなければ決まらないこともあるので、結婚式までの期間が短ければ新郎新婦が揉めてしまう原因にもなります。
割引額が大きいということにとらわれすぎずに、少しでも余裕のあるスケジュール感にすることも大切です。
いくら業界最大手のゼクシィと言っても、全ての結婚式場がゼクシィと提携しているわけではありません。なぜかというと、ゼクシィに掲載してもらうのに広告費がかかるからです。
安くない広告費がかかるくらいなら、自社で宣伝して新郎新婦に来てもらうという考えの結婚式場も存在します。また、常に掲載しているとその分のお金もかかってしまうため、狙ったシーズンだけゼクシィに掲載している結婚式場ももちろんあります。
ゼクシィに掲載されていない結婚式場があることを考えると、おふたりの気に入る結婚式場もまだ他に存在する可能性は十分にあるということです。
それを自分で探すのか、今ゼクシィに掲載してある中で見つけるのかはおふたり次第ということになるでしょう。
ゼクシィに掲載されないところといえば、結婚式をプロデュースしている会社もそのうちの1つです。なぜかというと、プロデュース会社は自社で結婚式場を持っていないケースがほとんどだからです。
結婚式場やスペースを借りて、結婚式をそれぞれ別の形で創りあげているプロデュース会社にとって、それをゼクシィに掲載すること自体が難しいのです。
格安婚で有名なスマ婚やゼロ婚もプロデュース会社です。プロデュース会社で有名なクレイジーウェディングも、ゼクシィではほぼ掲載されていませんが知名度は抜群です。結婚式=ゼクシィではないということを覚えておきましょう。
今は様々な形の結婚式がありますから、ゼクシィだけではなく色々と結婚式の選択肢を持った方が良いかもしれませんね。
結婚式を挙げるためにはゼクシィがすべてというわけではありません。色々な選択肢があるため、比較検討しながら結婚式場探しをしていくことをおすすめします。
ゼクシィが実施している花嫁割は、10種類と多くの種類があり、ゼクシィを利用するのならほぼ必ず花嫁割が適用となります。
ただし割引額も結婚式場や花嫁割の種類によって異なります。1番大きく割引きされるのがほとんどの結婚式場で直前割となっており、直近3ヵ月~半年以内で結婚式を挙げようとしている新郎新婦は割引額も大きくなります。
ゼクシィが実施している花嫁割が1番安いとは限らないので、ゼクシィだけでなくハナユメやマイナビウエディングなどもよく見て比較してみると良いでしょう。