結婚式で色打掛を着たい!レンタルの相場はいくら?

2023年2月25日

結婚式で憧れの色打掛!レンタルの値段相場は高いの?

結婚式の前撮りや神前式で和装を着ようと考えている人も多いのではないでしょうか?

和装の中でも断然華やかな色打掛は、女性でも憧れている人は多いです。では色打掛のレンタル相場はどれくらいの値段なのでしょうか?色打掛のレンタル相場を解説します。

この記事の目次

こちらの記事は以下のサイトを参考にしております
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
ゼクシィ


この記事を書いた人
岩原由真

2020年3月に結婚した卒花嫁。2016年から3年間のウェディングプランナー経験があり、結婚式も経験しているためウェディング事情に詳しい。

結婚式の色打掛は高い?レンタルの値段相場

結婚式で着る色打掛をレンタルしようと考えたときに、実は値段相場というものはないようなものです。

色打掛をレンタルする値段は、安いもので5万円以下のものもありますし、高いと100万円以上するものもあります。

まさにピンキリな値段相場となっているので、結婚式で色打掛をレンタルするのならどの程度の値段でレンタルしている人が多いかの割合を見てみると良いでしょう。

ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、色打掛のレンタル相場は以下のようになっています。
表は横にスライドできます
5万円未満 5~10万円未満 10~15万円未満 15~20万円未満 20~25万円未満 25~30万円未満 30~35万円未満 35~40万円未満 40~45万円未満 45~50万円未満 50万円以上 平均額
割合 1.3% 4.6% 12.6% 9.6% 15.6% 12.4% 15.7% 6.8% 10.0% 2.5% 8.8% 27.2万円

レンタルの値段としては10~35万円のところに割合が集中しており、平均金額も27.2万円ということで色打掛のレンタル値段の相場は強いて言うなら25~30万円程度だと言えます。

ウェディングドレスのレンタル値段の平均が27.6万円なので、ドレスと色打掛どちらも大きな差があるというわけではありません。

下着や小物は別料金?

色打掛をレンタルするにあたって、下着や小物はセットの場合と別料金になっている結婚式場もあります。もし別料金となっている場合、各金額相場は以下のとおりです。

肌襦袢 2,452円
足袋 1,691円
裾よけ 2,224円
小物セット 10,000~20,000円

小物セットは懐剣・末広・帯揚げ・帯締め・かかえ帯・草履が含まれているセットで、色打掛には欠かせないものとなっています。

また、色打掛にする場合はその他にもブーケやヘアセットで数万円の金額が発生する場合あります。

ブーケ相場 14,433円
かつら相場 43,517円
綿帽子・角隠し相場 8,597円
かんざし相場 17,297円

しかし最近の色打掛のヘアセットは、洋装のヘアアレンジが主流でかつらも綿帽子もかんざしもつけないという新婦が多いです。

理由は色打掛だけを着るという新婦は少なく、後にウェディングドレスへのお色直しが待っているからです。洋装ヘアアレンジにしておくとお色直しがスムーズですし、金額も抑えることができます。

岩原由真

下着や小物セットが別料金だったとしても、ヘアセットを洋装ヘアアレンジにする場合は30万円程度で収まるのが色打掛の相場と言えるでしょう。


色打掛のレンタルはネットでもできる

ウェディングドレスや色打掛など、結婚式に使用する衣装はネットでもレンタルされています。

中には色打掛と男性用の袴もセットで5万円以下でレンタルしているところもあるので、和装にしては破格だと言えるでしょう。

しかしネットでレンタルする問題点は、試着ができないということです。あくまでイメージでしかレンタルすることができないため、自分が色打掛を着てみてのどんな感じになるのかもわかりません。

最近では試着できるネット通販もありますが、色打掛の試着は着付の知識がないとできません。よって色打掛は、結婚式場かどこかの衣裳屋さんでレンタルするのが賢明だと言えるでしょう。

持ち込み料もかかる

色打掛などの衣裳をネットや結婚式場と提携外の衣裳屋さんからレンタルした場合は、ほとんどの結婚式場で持ち込み料がかかります。

新婦の衣裳1着に対して3~5万円程度が持ち込み料の相場なので、色打掛のレンタル料金が安くても相殺される可能性があることを覚えておきましょう。

ただ、持ち込み料は支払ってくれるという衣裳屋さんも多くあるので、調べてみることをおすすめします。また、色打掛を持ち込んだ場合でも持ち込み料に着付料が含まれていることがほとんどなので、着付はお任せできます。

色打掛をネットや提携外の衣裳屋からレンタルしたい場合でも、持ち込み料に関しては必ず事前に結婚式場と相談しましょう。


岩原由真

衣裳に関しては結婚式場またはその結婚式場の提携店でレンタルする新郎新婦が90%以上と圧倒的に多いです。自分で手配するのは予想以上に手間が大きいので覚えておきましょう。


和装にも種類がある!1番人気は色打掛

結婚式での和装は白無垢や色打掛などの種類がありますが、1番人気は色打掛です。結婚式で和装をする人のうち約58%が色打掛を選択しています。

色打掛は華やかさがあり、洋装のヘアアレンジをしていても違和感がないというのが人気のポイントです。豪華さがあり高級感もあるので、結婚式を華やかにしたい人にはピッタリだと言えるでしょう。

色打掛で人気の色は?

色打掛で人気の色は、王道だと言われている赤です。結婚式で神前式を行う場合、大体の神殿は赤を基調としているので赤い色打掛は神前式にピッタリです。

また、どんな披露宴会場でも赤い色打掛は映えるので結婚式場のゲストを圧倒してくれます。

赤の次に黒、水色、緑と色打掛の人気色は続きますが、緑や水色は夏に着るなど季節によって色を合わせるのも選び方の1つです。

岩原由真

赤と言ってもオレンジ系や真紅系など種類も様々なので、気に入る色を選びましょう。ただし、珍しい色はその分価格も高くなる傾向にあります。


色打掛より安い?白無垢のレンタル相場

和装において色打掛に次いで人気なのが白無垢です。白無垢はまだ何色にも染まっていないことから、パートナーの家柄に染まるという素敵な意味がこめられています。

真っ白で清潔感もある白無垢ですが、実はそれぞれで刺繍されている柄が違ったり、赤などの差し色がある白無垢もあります。

最近では真っ白よりも差し色が入った白無垢がおしゃれと考える人が多くて人気です。

色打掛より安い

白無垢は色打掛のレンタル相場よりも安く、20万円以下で借りられることが多いです。

表は横にスライドできます
5万円未満 5~10万円未満 10~15万円未満 15~20万円未満 20~25万円未満 25~30万円未満 30~35万円未満 35~40万円未満 40~45万円未満 45~50万円未満 50万円以上 平均額
割合 2.1% 9.6% 24.6% 17.9% 20.6% 6.6% 11.3% 2.6% 2.3% 0.3% 2.1% 18.9万円

白無垢のレンタル平均額は18.9万円ですが、10~15万円未満の間でレンタルしている人が1番多いことからも15万円以内が相場だと言えそうです。

色打掛と同じ和装なので、小物や下着にかかるレンタル料は色打掛と同様だと言えるでしょう。金額相場で見ると色打掛に比べて10万円程度安いので、金額を見て白無垢に切り替える人もたくさんいます。

岩原由真

どうしても色打掛にしたいという思いがないという場合は、白無垢の方が安いので白無垢にした方が結婚式費用は下がります。


色打掛をレンタル相場は少し高額!

結婚式に着る色打掛のレンタル値段相場はピンキリですが、平均は27.2万円でウェディングドレスとほぼ同じです。

最近の結婚式では和装の中でも華やかな色打掛を着たいという新婦は多いです。ウェディングドレスからカラードレスのお色直しではなく和装からウェディングドレスへのお色直しも素敵なので、ぜひ検討してみてください。