結婚式トラブルで裁判沙汰になる?学べるトラブル回避のポイント

2020年11月26日

結婚式トラブルで裁判!?どうすればトラブル回避ができる?

結婚式を挙げた時に、準備から当日まで一切トラブルがなく終えられた新郎新婦の方々は、本当に幸せです。実は結婚式にまつわるトラブルは、意外と多く存在していて裁判沙汰になることも少なくありません。

では、結婚式のトラブルを回避する方法はあるのでしょうか?実際にBEST MARRIAGE編集部の友人が結婚式でトラブルに巻き込まれたお話を伝えながら、どのように結婚式のトラブルを回避していけば良いのかを解説します。

この記事の目次

この記事を書いた人
杉崎真

2019年9月に結婚。2017年からウェディング事業のスタートアップ企業をお手伝いし、ウェディングプランナーの仕事も兼ねる。正しい結婚式の情報をお届け。

結婚式のトラブルによる裁判や相談は意外と多い

結婚式で結婚式場のスタッフとトラブルになり、裁判沙汰になってしまうケースは意外と多いです。大きなトラブルは別にして、小さなトラブルを含めると結婚式を挙げた半数以上はトラブルに巻き込まれているとも言われています。

結婚式のトラブルと言っても、自分で起こすものと結婚式場側が起こすものがあります。自分で起こすのは自分の責任なのでまだ良いですが、結婚式場側に起こされてしまっては最悪です。

何百万という結婚式費用を支払い、その上トラブルを起こされたらと思うとクレームどころでは許せなくなってしまいますよね。

消費生活センターへの相談も減らない

結婚式に関する消費生活センターへの相談は、2016年度で1,696件、2017年度で1,505件、2018年度で1,652件と横ばいとなっており、減少する気配もありません。

中でも1番多い相談内容は「結婚式の契約・解約」となっており、強引な勧誘によって後にトラブルになってしまうケースが多いようです。

次に多い相談内容が「結婚式の価格・料金」となっています。結婚式はオプションや追加料金で最初の見積りから100万円以上の金額アップも珍しくない特殊なものです。不安な人は、契約前の見積りすり合わせを忘れずに行いましょう。


実際にあった結婚式のトラブル(当日編)

結婚式のトラブルには実際にどのようなものがあるのでしょうか?ここでは筆者の友人が実際に直面した結婚式当日のトラブルを2つ紹介します。

打合せと全く異なる結婚式当日

友人はディズニーのラプンツェルの大ファンで、ラプンツェルをモチーフにした結婚式を希望していました。結婚披露宴ではテーブルをランタン風にして、最後にはランタンをゲストと一緒に飛ばす希望もしていたようです。

ラプンツェルファンにとってはたまらない演出です。打合せは比較的滞りなく進み、結婚式の希望は叶えられると思っていたようです。

しかし結婚式当日になってみると、結婚披露宴のテーブルにランタンはありません。それどころか、披露宴会場にゲスト全員分の椅子もありません。結婚式の最後に飛ばす予定だったランタンは、消防法に引っかかるからという理由で当日にNGと言われてしまいました。

その他にも人数分の椅子がなかったりと手が行き届いてないところが多々あり、準備を万全に済まさなければいけない結婚式では考えられないことが起こっていました。

それでも後日請求書が見積り通りの額で来て、新郎新婦側はあの結婚式では支払うことはできないから法的措置に出ると伝えました。

結果的に新郎新婦側が訴訟の準備をしているときに、その結婚式プロデュース会社は逃げてしまいお金を払うことはなく済みました。

メイクが気に入らない

新婦が結婚式当日にメイクをしてみたものの、思うような仕上がりにならなかったというケースもあります。ヘアメイクさんは結婚式場のテイストに合わせてヘアメイクをするため、思い描いていたメイクと違う場合も多くなりがちです。

メイクの一発勝負は危険なため、ヘアメイクリハーサルをしておくと新婦からの要望も伝えられて安心です。その際に、自分が着る衣裳の写真を持って行くとよりイメージが伝わりやすくなるでしょう。

杉崎真

他にもクロスの色や入場曲を間違えられたり、プランナーと打ち合わせた内容と違う結婚式になってしまうトラブルは多数報告されています。結婚式は、入念な打ち合わせと証拠残しが必要なことは覚えておきましょう。


その他にもトラブルは色々!

その他の結婚式当日のトラブルとしては、もらったはずのご祝儀が一部なくなっていたり、ウェディングケーキが人数分配布されなかったり…

受付は代行に依頼し、貸金庫への付き添いを親族にお願いすると良いです。また、予定されていたことが実施されなかった場合は基本的に都度クレームを入れましょう。

結婚式当日にトラブルにならないための対処法

では、結婚式の当日にトラブルに巻き込まれないようにするためにはどう対策すると良いのでしょう?意外と簡単で誰にでもできることなので、結婚式を挙げる際は必ず実施してください。

  • 結婚式の打合せ内容をメモして証拠を残す
  • 結婚式のメモ内容はプランナーに送信
  • プランナーに議事録を送ってもらう
  • 打合せ内容をメモして証拠を残す

    結婚式の打合せは、契約をしてから結婚式までに合計して5回程度は行うことが一般的です。結婚式の打合せの際は、メモ帳と筆記用具は必需品になります。

    打合せで決定した結婚式の内容はもちろんのこと、帰宅して疑問に思うことが出てきたら書き留めておきます。そして疑問に思ったことは次の打合せ時には必ず解決するようにしましょう。

    もちろん結婚式場のプランナーさんもメモを取っているかと思いますが、自分自身でも決定事項はメモしておくことが大切です。

    メモ内容はプランナーに送信

    そして結婚式内容のメモを取ったら、プランナーさんに確認事項としてメールを送信しましょう。メールを送信すると記録としても残りますし、次の打合せ自体もよりスムーズになります。

    メールでの記録に関しては何かトラブルが起こった際の証拠となり、もし裁判になってしまっても有利に働きます。結婚式で予定していたはずの演出ができていなかった、などが起こった際に1番あってはならないのが「言った言わない問題」です。

    記録として残っていなければ何の証拠にもならずに仮に裁判を起こしたとしても不利になってしまうので、結婚式の打合せの時はメモとメールで証拠を押さえておきましょう。

    プランナーに議事録を送ってもらう

    実際のところ、メモとメールに関しては本来結婚式場のプランナーさんが行うべきことです。メモとメールを実践していない結婚式場に関しては、結婚式当日にトラブルが起きる可能性が高まります。

    もし言える勇気があるなら「今日の議事録メールで送ってください、確認したいので」とプランナーさんに伝えられると1番良いです。

    それでも実践してくれないのであれば、プランナーさんを変えてもらうか結婚式場を変えるかの選択をした方がトラブルに巻き込まれずに済みます。

    プランナーに議事録を送ってもらう

    杉崎真

    結婚式の打合せでメモを取らない人も目立ちますが、必ず取っておきましょう。プランナーは色々結婚式を担当していて、当てにならないことも多いです。


    実際にあった結婚式のトラブル(契約編)

    結婚式のトラブルで1番多いのは、当日のトラブルではなく契約に関するトラブルです。ここでは筆者の友人が結婚式の契約においてトラブルになった事例を3つ紹介します。

    強引な勧誘でキャンセルトラブル

    1番よく聞く結婚式トラブルは、ブライダルフェアに行って強引な勧誘により契約をしてしまって、後悔してキャンセルしようとすると契約時に払った内金が返ってこないというケースです。

    強引な勧誘をしてくる結婚式場は今となっては珍しいですが、稀に存在することを忘れずに。よくある勧誘方法としては、「当日成約割引きで100万円以上割引いてくれること」や「ちょうどその日だけ空きがあって今がチャンス」という2つの方法です。

    しかし当日に成約しなくても割引される確率は高いですし、その日だけ空いているというのはどう考えてもおかしいので誘いに乗らないようにしてください。


    結婚式金額が大幅にアップ

    契約前に100万円以上割引きをしてもらったものの、契約後にオプションや追加料金を支払う羽目になってしまい結果的に100万円が増えて当初の見積り額と同じになってしまったという人もいます。

    理由としては、装花が含まれていたけど一輪だけだった、衣裳のお色直し分に関してはそのまま追加料金を取られてしまう価格設定だったなど、巧妙に見積りが作られている場合が多いです。

    このように契約後の追加料金で結婚式金額が大幅にアップしてしまう結婚式場は珍しくなく、ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると平均で102.7万円上がっているようです。

    契約後にプランナーが変更

    ブライダルフェアに行きプランナーの人柄がよく、信頼して契約をしたら次の打合せから別のプランナーが出てきたというケースも多くあります。

    結婚式場は契約までが勝負と言われているので、契約を取れる優秀なプランナーを契約前まで担当する形を取っている結婚式場もあります。

    せっかくプランナーと人が合いそうで契約しても、担当が変わってしまうのならその結婚式場を疑ってしまいますよね。

    杉崎真

    結婚式は新郎新婦にとっても一生に一度ですが、結婚式場にとってもその人たちは1回しか買ってくれない貴重なお客様です。お客様を金でしか見ない結婚式場でなく、大切に扱ってくれる結婚式場に依頼しましょう。


    結婚式の契約でトラブルにならないための対処法

    結婚式の契約でトラブルに巻き込まれないためにも、以下の4つのことを注意しておきましょう。

  • 当日成約はしない
  • 結婚式の契約内容は必ず確認
  • 結婚式の見積り金額はすり合わせる
  • プランナーに変更がないかは要確認
  • 当日成約はしない

    結婚式の当日成約はどんな割引があったとしても、空きがいつ埋まるかわからないと急かされたとしてもNGです。

    結婚式場ついては両家両親の希望もあったり、日取についてもその日で本当に良いのかを確認する必要があります。

    先走って当日成約をしてしまい、後で両親に反対されたとしても契約時に支払った内金に関しては返金してくれない結婚式場がほとんどだということは覚えておいてください。

    もしその結婚式場が気になって仮予約制度がある場合は、仮予約をしておくと良いです。ただし、仮予約でもお金がかかる場合は仮予約もやめておきましょう。

    結婚式の契約内容は必ず確認

    まず、結婚式を契約する前に契約書の内容は必ず確認するようにしましょう。契約書は結婚式に限らず隅から隅まで読んだことがある人は意外と少ないと思います。

    しかし結婚式に関しては300~400万円の結婚式費用が発生します。そんな大きな金額がかかる契約書を読み飛ばしていたら、後々その結婚式場とトラブルになっても「契約書に書いてある」と言われたら終わりです。

    結婚式の契約書に関してはよく読んでからサインをして、控えもちゃんと保存してください。

    結婚式の見積り金額はすり合わせる

    できることなら結婚式の見積りに関しては契約前にある程度すり合わせて金額をほぼ確定させておきたいところです。

    プランに含まれている装花や衣裳はどの程度のものなのかや、料理は豚肉・鴨肉ではないかなど、事前に確認すべき点は意外と多くあります。

    少なくとも「最大の予算はここまでで、これを超えてしまうようなら契約できない」など、最大の予算は必ず伝えておくことをおすすめします。

    プランナーに変更がないかは要確認

    意外と多いのが契約後のプランナーが変更になるということです。もし変更がないと言われるのであれば大丈夫ですが、変更になる場合は事前にそのプランナーを紹介してもらいましょう。

    紹介してもらって実際に話してみてから契約しなければ、その人が信頼できる人なのかどうなのかが掴めません。

    杉崎真

    当日成約はしないこと、これは強引な勧誘があろうと絶対です。むしろ強い勧誘をしてくる結婚式場は後にトラブルに発展する可能性も高く、人気もないのでやめておいた方が身のためです。


    結婚式のトラブルは自ら避けよう!

    せっかくの結婚式がトラブルで裁判沙汰になってしまうと、気分も台無しになってしまいます。そんな結婚式のトラブルを避けるためには、契約書を熟読することや打合せ時にメモを取ることが大切です。

    また、結婚式場から強い勧誘があっても負けずにしっかり断わりましょう。最悪の場合途中で帰っても構いません。

    トラブルに巻き込まれた後に「ちゃんとしておけばよかった」では遅いので、事前に対策をしてください。幸せな1日を迎えるためにも、必要なことですよ。